美術大学生時代の作品2
続いて、美術大学生時代の作品を紹介したいと思います。
ちょうど、私が19から20歳になるときに描いた作品です。
御覧の通り、男の足元にお金が落ちています。
「さぁ、あなたならどうしますか?」
実は、この絵には、お金の横に「心」という文字もうっすら描いていまして、彼は、お金と心を落としたのです。
さて、この男は、このどちらを拾うのか?
そして、この絵を見た人は、どうとらえるのか? という作品です。
社会に出る前の、お金に対する危うい気持ちを表現しました。
次に、
これも連作で、「星空」という作品です。
それぞれの夢をかなえるために、離れ離れになる二人。
でも、星空を見上げれば、あの人と繋がっているような気がする。
そんな、誰にでも一度は訪れる青春というものを、描きました。
この作品は、音楽活動をしていたなかで、生まれたオリジナル曲「星空」を絵とともに表現してみようという試みの中で生まれました。
映画ではなく、「絵」と「音楽」を合わせた表現がしたい!!と学生時代から強く思っていたので、発表できてよかったと思います。また、いつか出来るといいな、と思います。
卒業展覧会での、発表でした。会期中は、MDを絵の前に置いて、音楽を聴きながら作品を鑑賞してもらうようにしました。
相方とともに、実演…。
おそらく、この大学の卒業展覧会、初の試みでした。
この表現に許可をくれた、先生方に感謝です!!!
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